Hydrological Research Letters誌に論文が掲載されました!
国際学術誌『Hydrological Research Letters』に、当研究室の植山森さん(当時学部4年生)を筆頭著者とする研究論文が掲載されました。
掲載された論文は、世界有数の火山カルデラである阿蘇カルデラ・南郷谷に位置する「竹崎水源」を対象に、複数の地下水流動系が合流する湧水の流出メカニズムをマルチトレーサー解析によって明らかにした成果です。2024年10月から2025年6月にかけて計16回の採水調査を実施し、溶存イオン濃度や酸素・水素安定同位体比の季節変動を追跡しました。その結果、渇水期にかけて規模の大きい中央火口丘系地下水の寄与が高まること、さらに4月中旬以降は上流の水田灌漑水が第3の端成分として湧水流出量や同位体比に大きな影響を及ぼしていることを解明しました。
巨大カルデラ地域の湧水において、複数の地下水流動系の混合比率や灌漑水の影響といった季節的・動的な変動プロセスを捉えた研究は少なく、地域の貴重な水資源保全や持続可能な水利用の評価に資する成果です。詳しくはこちら!




